尾形光琳に魅了され屏風作りーTV番組
6月10日からの個展出品作制作を必死に行っていた4月半ば、思いがけないテレビ番組出演オファーをいただきました。ドイツで日本絵画を独学で学び、屏風を制作している方を日本に招く企画で、その方に屏風作りを指導してくれないかというのです。
番組名は、テレビ東京「世界!ニッポン行きたい人応援団」とのこと。和楽器の演奏についての回だったと思います。たまたまの視聴でしたが、力まず?外国の方の目を通して日本人が日本文化に触れる企画として興味深く感じたのです。
ちなみに最初の画像は何?ということになりますね。実は、私のもう一つのブログ「吉備高原の季節」で紹介した「緑が濃くなってきました。屏風制作」5月24日の記事は、まさしくこの番組企画のための屏風制作だったのです。私にとって撮影は、ここしかないというタイミングでした。タイトなスケジュールでしたが、個展開催直前の6月頭第1週、上記のミニ屏風(旅行用スーツケースに入る大きさ)を使って尾形光琳の紅白梅図屏風に学んで描く撮影を行ったのです。
ちなみに・・当初、番組制作の方々は、支持体としての屏風自体を作ることと、その完成後に屏風に絵を描くことを分けてとらえていなかったように感じました。何故なら、ドイツの彼はそれらを一連のこととして全てを一人で行っていたからです。(森山が使う屏風を準備するというのも当たり前のことと捉えていたように感じました^^;たまたま?今回は大学での支持体としての屏風制作の試みもあって制作対応可能だったのですが・・・)打ち合わせ、番組内容を詰めていく中、屏風を作る表具師の存在といったことも、そして絵を描くための道具である筆の取材も入るという話になりました。・・・というわけで、いつもながらの好奇心!日本絵画にまつわるあれこれを、色んな意味で日本の大勢の方に知ってもらう試みとして引き受けたのでした^^。
華鴒大塚美術館で現在開催中(9月23日まで)の「表具(表装)という伝統と今」展では、この折オリジナル制作したミニ屏風半完成のひとつがその構成する材料とともに資料展示されています。もちろん屏風等材料手配では白神紙商店さん、そして使用する薄い銀箔、金箔では金沢の中村製箔所さんにいつもながらお世話になっています。また、番組内で紹介される筆作りについては、なんと!熊野です。昨年伺った筆の里工房さんとのご縁も感じました。そういえば、こちらも華鴒大塚美術館さんの企画展と関係していましたね。
オリジナルミニ屏風残り2つは?ということになりますね。それは、実際に番組を見ていただいてということで^^;。
2026年8月10日テレビ東京「世界!ニッポン行きたい人応援団」で8時54分から放送予定です。ちなみに番組自体は、同じくテレ東の番組 YOUは何しに日本へ? 6時25分からの合体SPの後半部分での放送となります。岡山県内だと、放送は、TSCテレビせとうちです。
番組内、私が関わる内容としては、どこまで、そしてどのように放送されるかは???ですが、以下。森山の紹介もいくらかはあるようです^^;
①尾形光琳の紅白梅図屏風に用いられたと考えられる銀の硫化の技法(硫黄を気化する手法)
②琳派の代表的な技術と考えられる「たらし込み」の技術
③屏風・またその制作について 大学での屏風制作への試みも紹介くださるかも???
以上、番組のご案内かたがた。楽しんでいただければ幸いです。
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加えての情報になります。公開講座情報
昨年、東京で行った日本美術家連盟主催の公開講座 箔の厚みと硫化表現 そう!、上記TV番組内容の一部、硫化表現についてを今年も努めさせていただきます。
場所はなんと!岡山の井原市!地方開催枠として、東京で行った講座の内容拡大?バージョン(その後の追試などの結果も含めた講座にします)を華鴒大塚美術館での企画展に合わせて
(★注!!この講座についての予約・問い合わせは、日本美術家連盟さんへ)。
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