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2026年倉敷屏風祭 はしまや展示

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 2026年10月17日(土曜日)、倉敷屏風祭の一日目が終了しました。今年飾ったのは 先日紹介 したように、2018年に制作した「緋鯉図屏風」と今年2026年制作の「鯉魚図」です。 お客様をお迎えして話している中、こうして「はしまや」さんに屏風を飾らせていただくようになり、何年たつのかという話になりました。そして帰宅後調べてみることにしたのです。 上記画像は2016年10月15日(土曜日)のスナップです。 ちょうど10年前、「海中図」六曲一隻を飾りました。裏にあるサロンでは「水の記憶」作品、硫化作品なども並べて、はしまや全体を使用した個展として展示していただいたのです。 さて、この年は個展もあり倉敷の街に毎日のように通ったのです。倉敷屏風祭をじっくりと見ることが出来ました。 2016年の大原本邸(現在・かたらい座)の展示は、棟方志功さんによる緋鯉を描いた屏風でした。この緋鯉の屏風を見、刺激を受けたことで、私なりの緋鯉をモチーフにした屏風を描きたいという気持ちになったのです。 そして、2018年、マチスのダンスの動きなども頭に浮かべ、構成し、描いたのが、下記の「緋鯉図屏風」だったのです。朱・赤に金箔を使うこと、装飾的な画面をイメージしました。 倉敷芸術科学大学で勤務するようになり、屏風プロジェクト(屏風自体を自ら作り、それに絵を描いて倉敷屏風祭に参加、展示する試み・2018年スタート、コロナ禍による2020年2021年・二年の休止を挟み継続)参加した一人の学生が上記「緋鯉図屏風」を見て、「鯉が描きたい、卒業制作では銀地に真鯉の屏風を描く!」と決意するに至りました。そして彼は、それを立派な四曲一隻屏風として仕上げたのです。それはこの年卒業制作展で一番の評価を得て、加計美術館の買上げ賞となりました。私もこの卒業制作を見て、私だったら銀地にどのように描くだろうという?という気持ちを持つに至ったのです。そして少し時間は過ぎましたが、やっと今年描くことができたのが2026年作「鯉魚図」だったのです。「緋鯉図屏風」と共に「はしまや」に展示中です。 東町の「はしまや」さんに屏風を展示させていただくようになり、いつの間にか10年の歳月が過ぎていました。そして大学で私がかかわった倉敷屏風プロジェクトも、私の退職後も無事継続されており、今年も倉敷芸術科学大学の学生、教員、関係者が...

2026年倉敷屏風祭、はしまやさんに屏風を飾ります

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今年の 倉敷屏風祭 は、 10月17日(土)と18日(日) 開催です。例年通り森山は、20番(チラシ裏面「倉敷屏風祭マップ」)の「はしまや」さんに屏風を展示させていただきます。 以前にも飾ったことのある「緋鯉図屏風」と、今年制作した「鯉魚図」の2つの屏風を飾ります 「緋鯉図屏風」 「鯉魚図」 東町、楽しんでいただけましたら幸いです。 昨年は、ちょうど「きび美ミュージアム」で個展を開いていただいていました。 水の記憶 きび美ミュージアム 森山知己展 倉敷屏風祭の期間中は、きび美とはしまやさんを行ったり来たりでした。 倉敷屏風祭2025「はしまや」さんと「きび美ミュージアム」に屏風 2026年、今年も私は毎日、倉敷屏風祭に出かけております。はしまやさんでお迎えできるか、もしかすると食事や、きび美ミュージアム、阿智神社などに出かけているかも、タイミングよく会いたい?とい場合は、 前もってご連絡いただければと思います^^;。 「きび美ミュージアム」つながりで、情報を一つ!。 翌週の 10月25日 きび美ミュージアム でのギャラリーコンサートのお知らせ きび美ミュージアム、今年は「生誕150年 寺松国太郎」展が開催中(2026年10月10日〜2027年1月24日)です。その付帯イベントとして−箏・ギター・尺八・フルートー東西の色彩が響くとき と題して行われます。 出演者の方々、ご縁の出来た方々がいらっしゃいました。山路さんとイオさん!。なんと昨日( 10月10日 tenjin9・甚九郎稲荷物語 )の舞台を拝見、お話したばかり。ご縁です。ご紹介まで。

木炭・松煙・燻炭粉、墨作りワークショップ

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画像は、今回のワークショップ実施のために、選定保存技術保存団体(木炭製造) 合同会社 伝統工芸木炭生産技術保存会さんが用意してくださった赤松の節、根の部分です。 ★ 岡山県立美術館の取り組み<じゅにあ・ミュージアム・Lab<10月>「森の恵み」>が10月4日(日曜日)、無事開催されました。 今回は午前午後の丸一日を使って実施のプログラムでした。美術館から外に出、森に入って材料を見つけ、それらを使って実際に子どもたちが自分で火を起こし、①記録する材料である煤を採取し、墨を作る②燻炭粉から固形墨を作る③小枝、植物を炭化させ、絵を描くときに使う木炭を作ってみる。④それらを使い、岡山の手漉き和紙、神代和紙に絵や自分が思う何かを記録してみるという<自然の恵みから記録する材料を実際に作り、使う>企画です。 実施場所は、「就実・森の学校&岡山県立美術館・研修室」 関係者・指導者は「工芸原材料の会×伝木炭×体験ラボ×県美」、そして、「岡山の作家・森山」でした。 岡山県立美術館から参加者がバスで向かった「就実・森の学校」です。美術館から約15分、アッという間に到着しました。木などを燃やして良い場所があり、また加工も可能なスペースとなっていました。 バスの中では、安定な記録を実現するテクノロジー、煤を紙など支持体に安定に定着させる接着剤である膠(ニカワ)の原材料である<森の恵み>鹿皮やイノシシ皮の実物(体毛は付いていますが乾燥させたモノ)に実際に触ってもらいました。またイノシシ皮と鹿皮の違い、墨を作る場合、イノシシ皮に比べて鹿皮の何が良いのかと言った話も行いました。 森の学校到着、まず、安全についてなど諸注意、作業説明、森に入って材料採取が行われました。 広場で火起こしが始まりました。マッチを使っての着火ですが、太い木など燃料を安定に燃やすことも体験の一つ。生物、フィールドの専門家、医療スタッフも参加してのイベントです。 後ろ姿は、<体験ラボ>の藤田さん、阪田さん、緑のジェケットは<工芸原材料の会×伝木炭>の藤原さんです。 煤採取のため「竹」を使った「煙突」作戦。中節を取り除き煙突の管を作りました。 缶の中で火を燃やし、竹で作った煙道で煤を集める作戦です。 どのような材料、燃料を使い燃やすことができれば、煤が効率的に採取できるか?工夫しながらのチャレンジです。上記画像は、百均の金属ボウ...

岡山の近現代日本画展 森山作品も後期展示予定

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 10月3日(土)より、井原の華鴒大塚美術館で「岡山の近現代日本画展」が始まります。 チラシには「近現代史の区切り 昭和100年・戦後80年を機にして煌めく個性の華々」とあり、 前期 明治から昭和前期   (1868〜1945)編2026年10月3日(土)〜11月15日(日)後期 昭和後期からバブル期 (1946〜1990)編11月21日(土)〜2027年1月11日(月・祝)まで行われるとのこと。 後期展は、1990年までが対象ということで、光栄なことに私の絵も展示していただけることになりました。1996年の3月まで東京で暮らし、4月からこの岡山、吉備高原での生活が始まりました。ちょうど東京時代の制作がこの期間にあたります。大学1年の動物制作、卒業制作、そして公募展から離れて自分の絵を描こうと思ったきっかけとなった絵、日本橋高島屋、大阪難波高島屋で10年毎年開かれた蒼粒展への出品作なども展示くださるとか。 1979年、「Japan as Number One: Lessons for America」という書籍が出版されました。日本が豊かになり、そしてバブルという社会現象があったからこそ、当時、新しいコレクター層が生まれ、幸運なことに公募展を離れても絵描きのスタートが切れたように思います。一方、この後期展が対象とする期間は、まさしく戦後であり、敗戦と共に国の名前のついた絵画、「日本画」という言葉が指し示すものとは何かが問われていく時間でもあったのです。国の名前、否応無くナショナリズムとの関係も問われます。あれほど「日本画」を冠する展覧会が開かれていたというのに、バブル崩壊・1990年の半ばを過ぎると「具体的に定義できないのだから日本画なんて無い」という声も大きくなりました。そして2003年の「転移する「日本画」ー美術館の時代がもたらしたもの」というシンポジウムによってある種のピリオドを打たれたようにも思います。「日本画」について問う事自体も過去になってしまったのです。 一方・・・・岡山に移り住んだ森山は「日本画ってなぁに?」マイペースの活動、制作を続けたのですが・・・。 さて、今回の展覧会に加えていただくことになり、図録に収録される「1970年代から1980年代」という文章を書かせてもらいました。東京で「日本画」に出会い、何について考え描いたのか。 講座やシ...

箔の厚みと硫化表現 9.19講座記録

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 華鴒大塚美術館を会場とした日本美術家連盟の公開講座(地方開催)「箔の厚みと硫化表現」が昨日9月19日(土)無事開催されました。画像は反応BOX(ミニビニールハウス)を使って実際に反応実験を行っている様子です。(反応の進行具合が上部に少し見えています) 森山の準備1・反応用のビニールハウス制作です。今回は参加者の方に一人2枚の実験ピース(寸松庵色紙)を試していただく予定で、反応の様子も見えるようにと内部に棚を作成しました。反応後のガスによる危険回避のための取り出し方法も工夫しています。 森山の準備2・実験ピースの用意。 ①前回と同様に寸松庵色紙全面に純銀箔を貼り込んだもの ②洋箔(真鍮箔=銅と亜鉛の合金)を貼り込んだもの ③銅箔を貼り込んだもの ④各種箔貼りまぜ(上記に加えて純金箔・青金・薄い銀箔含む) 上記を用意しました。 今回の実験の確認目的 その1・銅の硫化反応結果についての確認。洋箔(銅と亜鉛の合金である真鍮)も同様。 その2・銀箔に販社による違いがあるかどうかの確認(2社) その3・硫黄ガスの濃度、想定(量)通りで反応するかどうか。(気温との関係) その4・市販の金箔錆止用塗料の実験使用 その5・上記同様市販「保護剤」の実験使用(ドーサ液と同様に使用可能か?) 参加者多数であることから各種実験が同一条件で多数実施可能になります(反応設置場所による違いはあるかもしれません) 実験結果1 実験結果2 期待通り、想定通りの実験結果が出たように思います。 気温が高かった為か反応は一気に進みました。 反応も20分程度で濃いコントラストとなりました。(冬は30分以上かかりました) 昨年、東京でこのワークショップを行ったおりは、反応が途中で終わり、全員がほぼ均一に金色の少し濃い色程度の反応結果となりました。その原因として森山が考えたのは急遽、反応空間を少し広くしたことでした(空間に対して硫黄の量が不足した)また、同時に事前実験時に比べて気温が少し低くかった(反応に気温も関係した)。 対処その1・今回実験実施空間に合わせて、使用する硫黄量を以前成功した事前実験のおりの量に比例して増やしました。 対処その2・ビニールハウスの密閉を厳重に行いました。 実験としてはまだまだツッコミどころのあるものですが、想定通りの結果が出たように思います。 注意★実験実施については、硫...

箔の厚みと硫化表現 内容(9月19日開催)

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 昨年、東京の日本美術家連盟さま銀座会場で行った 公開講座「箔の厚みと硫化表現」 、本年度も開催いたします。しかも今回は地方開催ということで、会場は私も作品を出品させていただいている 企画展 「表具(表装)という伝統と今」が、2026年7月7日(火)から9月23日(水)まで 行われているご縁から華鴒大塚美術館さまに協力いただき 華鴒大塚美術館での開催(9月19日) となりました。 現在、その実施準備を急ピッチで進めているところです。前回の実験内容だけでは私自身も面白く在りません。また今回は、森山のアトリエから車で材料等機材も運べる距離ということで、参加者のみなさんと新しい知見・体験が出来るようにと盛りだくさんの素材準備を行っています。 最初の画像!、見ていただけると昨年東京で体験された方々とは少し内容が異なることが伝わるかもですね^^;。 新しい素材についてのノウハウの共有、表現について触れていただけたらと思っています。また 金沢の中村製箔所さん の一万分の一ミリの厚さの銀箔にも触れていただけたらと思っています。 最初の画像で下段一列に並んでいる包の中身。銀箔3種類、違いが出るかどうか?そして銅箔、洋箔、純金箔、もちろん銀箔の組み合わせ素材です。 また、箔の表面保護剤についても試せたらと準備しました。盛りだくさんの実施となります。楽しんでいただけたら幸いです。なお、この公開講座、開催場所は華鴒大塚美術館ですが、実施は日本美術家連盟さまが行います。 参加応募、質問等は、日本美術家連盟さま にお願いいたします。

9月19日(土)華鴒大塚美術館で講座開催

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 「表具(表装)という伝統と今」展 会期終盤に開催しますとお知らせしていた 森山が講師を担当するワークショップ「箔の厚みと硫化表現」を9月19日(土)に行います。 この講義・実技講座は、  一般社団法人 日本美術家連盟  が主催します。 日本美術家連盟のホームページ、また機関誌に告知、申し込み方法が掲載されていますのでそちらを参照、申込みください( 窓口は、華鴒大塚美術館ではなく、日本美術家連盟さん ですのでお間違えなく)。 2階展示室の「日本画の今・表現と形」では、先日テレビ番組で制作した屏風と全く同じ大きさの制作途中の状態、材料展示もあります。もちろん森山制作の屏風作品も展示されています。 展示解説なども出来たらなんて思っています^^; ちなみに一緒に屏風展示している倉敷芸術科学大学の原田さん、潮さんも手伝いに参加してくれる予定です。