岡山の文化に出会う 岡山県立博物館


 岡山県立博物館の令和7年度特別展(Ⅱ期 神道美術・近世絵画・工芸品)に出かけてきました。会期は3月8日まで、あと一週間です。

画像は、正阿弥勝義の「小菊菓子器」。ただただ凄い!。小菊の花の形状をストレートに用いた造形です。同じ作業の繰り返し、積み重ねに見えますが、素材である金属の硬さを感じさせないこの仕上がり具合を見るにつけ、作者のただならぬ細部隅々へ至る神経を感じます。この菓子器、初めて見るわけではありませんが、毎回?同じ感想を抱かずにいられません。撮影可とのこと、初めて撮影しました。

超絶技巧!、昔も今も同じ、他の人ができない技を見せることは、自身を社会、パトロンに認知してもらう一番の方法に違いありません。

もちろん、古代のあれこれも楽しく拝見。

そして、

今回のお目当ては、真庭市木山神社の狐像。室町時代のものとか。形に現れた線を見たいと思ったのです。その隣に飾られていた獅子、細部まで神経の入った大きなものでした。詳細について確認しようと図録を見たのですが、掲載されていないような・・・(私の勘違いでしょうか・・・)

この他、翁の能面、獅子頭など楽しめました。こちらの企画展示物は、残念ながら撮影不可でしたが、彫刻、立体物!、大変興味深く感じました。

ゆっくり、ゆったり拝見!!。なんと!、65歳以上の入館料は、230円 

そういえば、昨年の特別展!「令和6年度特別展『茶碗 茶の湯にふれる』」。あの折の入館料は220円でした。高くなったなどと言いたいわけではありません。素晴らしい展覧会でした。もし東京などでこの企画展が行われていたらとてもこんな値段、またこんなにゆっくりとなど見られないだろうと話題になったことを思い出したのです。


岡山県立美術館での「美と祈り 近現代日本美術にみるキリスト教」展は、明日3月1日まで。こちらも意欲的な展覧会でした。

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