津軽家の所蔵 紅白梅図屏風
先日、縁あって手元に来た別冊太陽 1974年春号 琳派百図 光悦・宗達・光琳・乾山の内容、ポイントとなる一部( 尾形光琳と乾山 黒い水流の謎(12月 08, 2025 )を紹介しました。そして今度は上記画像の本です。なんと今度は、先日のNHK-BSの番組(解剖!マスターピース尾形光琳「紅白梅図屏風」)をご覧になった弘前の知坂 元さん(全く初めての方です)からご連絡がありました。そして紅白梅図屏風について津軽家の古文書をまとめた自身の本、「卍の至宝 紅白梅図屏風」を送ってくださったのです。
尾形光琳による紅白梅図屏風は、婚礼祝のために津軽藩の求めで描かれたこと。また津軽藩江戸屋敷で東京大空襲による火事で火と水を浴び、そして助け出されたこと、加えてはたして誰と誰の婚礼祝だったのかなど、史実を積み重ね、解き明かしていきます。
描かれてから240年間津軽家に所蔵されていた尾形光琳作 国宝 紅白梅図屏風を巡る話の数々、地元弘前の子どもたちのためになればと、郷土史をわかりやすく本にまとめているとのことです。
紅白梅図屏風がつくりだす縁、広がっていきます。
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