「倣う」ことで見つけたこと

私の問である「日本画ってなぁに?」
答えのようなものに触れられた気がしています。

その意味で reboot なのです。

誤解を恐れずに言葉にすれば、「日本画を学ぶこととは、楽器の使い方、楽器による表現を学ぶようなことだったのかもしれない」と、今、実感しているのです。重要な要素は使う道具、毛筆でした。

もちろん、私が音楽について何かを語れるほどの力が無いことは重々承知です。それでもこのように表現することで腑に落ちること、実際に描くことで出会ったことなど、何度も説明しようとする課程で触れてきたことを具体的にできるのではと思っているのです。

実際に倣って制作することで触れた制作における「時間」についての感覚。身体の動きとそのレスポンス、フィードバック。共有可能な時間表現の存在を今、思っています。他人との違いでは無く、同じことを行うことによって得られる喜び、この国の豊かさの手応えといったものの存在です。

個展紹介その2

掲載の画像は、「山あじさい」です。気化させた硫黄による硫化銀・流水と、金箔による下地、加えて、たらし込み表現による植物の組み合わせ。

岡山天満屋での通算10回目となる個展

 展覧会名: reboot 森山知己展

場所:岡山天満屋美術画廊 直通電話:086-231-7523
会期:2026年6月10日(水)から15日(月・最終日は午後4時閉場)

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