伝統技法の手業アーカイブ3DVR公開

 


今日から始まった倉敷芸術科学大学 卒業・修了制作展 加計美術館で行われている修了制作展 大学院修士(2025年1月15日から1月26日まで)兼丸優希さんの修了作品、「伝統技法の手業アーカイブ」3DVRの体験デモコーナーの機器です。モニター下においてある黒いサングラス状のメガネをかけると奥行きのある3D空間、絵を描いている私の視線で作業を見ることが出来ます。

2024年11月19日に紹介した  作家の手業VR制作

https://nihongastyles.blogspot.com/2024/11/vr.html

作業の3DVR映像に加えて、私の音声解説、文字情報による紹介などが一体として見ることが出来ます。少し映像のスピードが早いのでは?という話を作者にしました。視野と視線移動のスピードの関係など、より研究の余地はありそうですが、3DVRが随分身近になったのを感じました。


タイトルポスター


解説も展示されています。

第三者の目線、カメラ映像に加えて、制作者の視線を今後どのように活かしていくかが問われますが、こうした作業について、教育利用への可能性を感じさせてくれたように思います。


作者の兼丸さんと展示風景の様子です。ご紹介まで。

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