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8月, 2025の投稿を表示しています

水の記憶 森山知己展 倉敷・きび美ミュージアム

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 倉敷美観地区のきび美ミュージアムで開催していただく個展 水の記憶 森山知己展 のチラシが出来上がって来ました。 2025年10月10日から11月9日まで。 会期途中、倉敷屏風まつりの開催もあります。また倉敷ライオンズクラブ主催のチャリティー展にも出品予定です。倉敷屏風まつりの18日、18日両日とも倉敷に出る予定でいます。また18日にはきび美ミュージアムで午後14:00から展示解説を行う予定です。 ご案内まで。

竹喬美術館ゆかりの画家たち第三期、華鴒大塚美術館 ひと・群像を描く

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  前の記事で紹介した2025美作三湯 芸術温度の奥津荘で展示の一部、上記画像で手前にある風呂敷包(上記画像は我が家アトリエで展示のためのテストの様子です)。 この風呂敷!、「水の記憶」シリーズ展開の中で、2016年に奈義町現代美術館で行った個展の折の出品作を原画に化合織に高精細プリントで制作したものです。ちょうど同じ頃、井原にある華鴒大塚美術館での企画展「ふろしき 原画 包むための絵」のワークショップ講師を担当させていただいたこともあって制作していただきました。 ★この原画、その後、華鴒大塚美術館に収蔵していただくこととなり、それが現在、展示中です。(4面) ■ 華鴒大塚美術館 コレクション展 ひと・群像を描く 7月8日から10月5日まで ★加えて、私が20代の頃に描いた「雨後」という作品を笠岡市立竹喬美術館に収蔵していただき、現在展示中です。 ■ 笠岡市立竹喬美術館 竹喬美術館ゆかりの画家たち第三期 7月12日から9月7日まで こちらは具象、当時住まいしていた中野区鷺宮あたりの路地風景です。ご覧いただいた方からは、私の作品らしくないというお話も聞くとのこと。当時、大正期の日本画家の取り組み方や絵の具の使い方など研究している頃でした。 笠岡市立竹喬美術館での展示は、あと残り二週間ほどとなっています。ご案内まで。

2025年 美作三湯 芸術温度 奥津荘に設置

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『2025年美作三湯 芸術温度』 今回、私の担当は、 奥津温泉 奥津荘です。 会期は、8月29日(金)から12月7日(日)まで。 オープニングイベントは、8月28日(木)岡山市にあるルネスホールで開催予定。29日からスタートです。 24日(日)少し早いのですが、作品設置を行ってきました。 エントランス・左 フロントカウンター横 観音開き屏風を通常とは異なる台形状態にして飾っています。 エントランス右のいわゆるロービー 下記画面の左端に飾り台の上、また右端壁面に展示しています。 飾り台の上にはミニ屏風と水の記憶風呂敷の展示です。 この他、館内食堂壁面には「墨」による表現の「水の記憶」シリーズを展示しています。 歴史ある建物に天然群青と胡粉による「水の記憶」、描いているのは絹です。素材が持っている質感の魅力と、「ぼかし技法」の可能性を感じていただければ幸いです。日本の持っている文化の一部につながる表現になっていれば幸いです。 ご紹介・ご案内まで。 上記、公式ガイドブックも完成しています!!。

美作三湯 芸術温度 2025.8.29スタート間近

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美作三湯 芸術温度 2025[主催 岡山県] のスタート(8月29日)が間近に迫ってきました。現在、今回出品作制作の真っ只中です。(現地設置予定日は、実際のスタート日よりも前であるため、残り2週間を切ったのです^^;) 私の担当展示する奥津荘を事前にロケハンさせていただいた折、かねてより知っていた歴史ある建物の外観はそのままでしたが、建物内は変化を感じました。生き生きと未来に向けて動き出している様子を感じたのです。オーナーのこだわり故であることは明らかでした。 では、今回私はどんな展示を試みる事ができるだろうかと考えた折、今回は「水の記憶シリーズ」による展開が一番ふさわしいと考えました。直接的な伝統表現の作品設置は敢えてすることは無いだろうということでした。建築物自体がその存在そのものですから。 絹の上に天然群青と胡粉で描き出す作品を中心にすることはすぐに決まりました。 また屏風形状を活かして、空間にマッチさせることも。 設置サイズに合わせての絹枠を作り描きました。また展示に求められる大きさ、形状の基本となる屏風を制作用意しました。 大学勤務のおりに制作したマニュアルをアレンジしての制作です。 絹枠に張って描いたベースを観音開きの形状に合わせてカット、裏打ちを行って屏風に張り込みました。 そして、一番最初に紹介している画像が現在です。 屏風形状になった段階で、加筆してイメージにより近づけます。 観音開きの屏風オゼに貼る予定の金箔貼りの用紙を作成しました。小型の屏風には銀のオゼを用いました。 小さい屏風は、銀のオゼです(オゼの見えない折り方)。加えて水の記憶(墨シリーズ)を用いて作った風呂敷を用いた立体表現もセットでアクセントにと考えています。試験的に置いてみました。風呂敷による立体が少し大きすぎるようです・・・・。 この後、縁を打ち付けたり、観音開きでは、山折りで展示予定(金によるオゼが見える折り方のため、装飾性をアクセントにと考えています)、また展示のための専用台をこの後、作成予定です。 この他、額装した作品を数点加えて、今回の展示計画となります。 歴史ある建物の内部に楽しんでいただける展示になればと願っています。 あと少し!!!頑張らねば。 近況報告でした。